今日が終わらないまま明日が来る

昨日は変な感覚だった。
と今日、ぼんやりと思い出しながら書く。

昨日のことを思い出せない。
昨日の晩飯、昨日の授業、昨日の寝た時間。
何一つとして、昨日の存在を証明できるものがない。
不思議なこともあるもんだ。
タイムリープでもしたのかと思った。
でも窓を開けるといつも通り小鳥の囀りが聞こえてきて、道路には車が走ってる。
多分今日も変わり映えのない日常が始まるんだろうなと予感させてくれる。

軽く記憶喪失、珍しくもない。
別に思い出さなくていい。
今日をちゃんと終わらせよう。
それでちゃんと明日を迎えよう。