日記とは 日々を拾い集めるようなものだった 螢の輝きを逃さぬよう ガラス瓶に詰めるような 道端の変わった石ころを ポケットに忍ばせるような毎日書かなくなった日から 僕の時間は指のあいだから溢れ落ち 足元にとけていった それは水溜りみたいに ふとした…
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