帰り道に咲いてた ちっさく咲いてた 雑草だ 貧乏草だと貶されようと 立派に咲いてた 君に唄を贈ろう 路上の春紫苑すっ と息を呑むんだ ぐっ と沈黙に堪えて さっ と木洩れ日を縫って 閑かに日を辿る誰かに 踏まれ生きてた 讃美など 露に知らず 今日も 路の端…
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