残酷な時間

今日もまた別の大学の合格発表
タイムラインに流れる合格の歓喜と不合格の絶望
喝采と孤独
私の友もまた

なんとも哀しい
他人事のはずなのに
刻々と過ぎる時間に乗せられた感情が
虚しさに収束して行く

まだ孤独で闘う友の幸運を願う
そうすることしかできないのが哀しい
自分の中に他人の感情が痛いほど食い込んでくる
喉が渇く
夜に慄く
苦しい
残酷な時間が続く
まだ終わってはいない