親戚のイベントに駆り出されていた

ボランティアという名のスタッフとして

東京から故郷へと遥々
公演に来た和太鼓チーム 暁

ツアー名は 兆 きざし

なかなか悪くない

自分も好きかもその言葉

観客席には200人程

舞台には4人のメンバー

その内2人が自分の従兄弟

未だスタートの旗が上がったばかりだ

けど

彼らも自分の信じた路を極めるが如く
ひたすらに突っ走っているのだろう
真っ直ぐに 真っ直ぐに

一人っ子だった自分にとって彼らは兄弟みたいなもんだ

頼もしい兄弟 誇らしい兄弟

がんばれ



そんな後ろ姿見せられたら

昂りと共に焦りが湧いてくるじゃないか

がんばれ

僕ものんびり後を追うよ