もう春の香る季節
陽射しが強い1日だった

学校を見に行った
最期に というわけではないけれど
校門前には道を挟むように桜が大きく咲いていた
グラウンドではサッカー部が試合をしているみたいだ
そんな日和ではあったので少し羨ましく思う

先生に挨拶しとこうかと思ったのだけど 残念ながら会えなかった
まあまた今度で
後輩には会った
色々話した
彼等も頑張ってるみたいだ
頑張れ高校生

またな と
帰り際に学校に向けて言った
心の中で
桜色の風が燻ったい
それが春というやつで
暖かな春の風が優しく強く背中を押す