またね

身内でお泊りみたいな日は大概 夜更かしをしてしまう
寝てしまえば終わってしまう そんな気がして
もっとずっとこの時間が続いて欲しくて
眠りの中でもそんな夢を見る
楽しかっただとか
嬉しかっただとか
言うまでもない
改めて言う必要もない
懐かしい友達と過ごす時間はやはり特別なものでしたと

もうお別れだったけど またいつか会える
きっとすぐに会える
だから またね って言う
親しき人との別れの挨拶
社会に出れば時間もなくなり もっと会えなくなってしまう
それでも またね って言うんだと思うけど
想像した彼の笑顔が寂しくて