自我の露呈

人間は1人では生きていけないらしいのだが
自分はそうは思わない

なんて宣ってる自分が少し顔を覗かせてる
いやぁ こわいこわい

それを自信と呼べば聞こえは良いが 果たしてどうだろう
傲慢のような 強がりのような
プラスに働くかマイナスに作用するかがシビアな状態
側から見れば今迄僕が卑下し続けてきたような人間様だ
傲慢で身勝手 それを主張に乗せて周りに振り撒く
一歩間違えればそうなるは必至


でも
1人で生きて行くなんてできる訳ないじゃない
と自らの一部を全否定することだけはしたくないのです

したくない
いえ
もう したくない
もう 飽き飽きなのです

自我を押さえ込んで生きてきたことを自覚したのは数週間前
気付いた時は あぁそうだ あぁそうだと
納得と悔しさ
確かに在った圧倒的な自我を 胸の奥底にずっと抑えこんで 眠らせてきた

誰に抑え込まれた?自分か?世の中か?

義務教育というやつで確かに社会性という自我の容器を手渡された
ただ僕の自我は尖り過ぎてて 大き過ぎてて
容器に入りきらなかった
だから自ら棘を削ぎ落とし 真ん丸に縮こまって容器の中に無理矢理押し込んだ
それを無自覚に行ってたのだから怖い

結局抑え込んだのは自分自身
助長したのは世の中

まあいい
それも含めて今がある
あの頃の自分は弱かった
どうしようもなく弱かった
だが今は強い
強くなった
嗤われようが 罵られようが
自我に正直に寄り添って生きて行ける
自分の弱さと向き合って手に入れた強さだ
あらゆる弊害にすら感謝しよう
だからそろそろ 自我剥き出して生きてもいいんじゃない