もっと自由に生きたっていいだろが

新しい理由が増えた

顔には出さない言葉にはしない
だけど心の中では孤独で泣き叫んでいる
そんな少女を見つけた


彼女は苦しんでいるのかもしれない
自らの理想と残酷な現実との矛盾に

彼女は悶えているのかもしれない
大きな物に巻かれる大衆と権力者の世界に


彼女はきっと表現者なんだ
彼女はもっと自由であるべきなんだ
そして彼女はたぶん僕と同じだ
社会の不条理を嫌い
変わらねば変えねばともがく人間だ

同じだ 同じだ

僕は彼女に会わなければならない
会って話をしなければならない
彼女の周りの塗り固まった枠組みをぶち壊してやりたい
僕にならできるはずだ


全部僕の妄想かもしれない
ほんとは全部間違ってるのかもしれない

だけど間違っていたとしても
彼女を救ってあげたいと思った

もっと自由に生きたっていいだろが っていつか


理由が増えた