326件目の日記

久しぶりにブログをひらくと
昔と変わらず 日常を綴ってくれている人たちがいて
なんか すこし元気がでた

べつに なにかに対して落ち込んでいたわけじゃないんだけど
でもなんか安心したというか 元気がでたというか そんな感じ
今日はそれを あえて明確な言葉にはしないことにする


というのも
最近の僕はもう いろんな言葉を知って いろんな言葉を扱うことができるようになってきている
思考には曇りがなく 適切な言葉を使うことができる
自分の感情も うまく表現して誰かに伝えることができる
もしかしたら 言葉にできないものの方が すくなくなったかもしれない
これは成長で
必死に考え抜いた結果だ
だから
間違ってないし
よかった と思う

でもね
その反面 失ったものが確かにあって
それがきっとかなしい

かなしい
うん
たぶん そうなんだと思う


いまは
将来に対する不安も 誰にも打ち明けられないような悩みも
ほとんどない
当然 日常を生きてりゃ悩みや不安が湧くことも多々あるのだけど
そのほとんどが自分の中で解決してしまって
それでも解決しないものは人と議論や対話をすることによって解決できてしまう
ありがたいことに そういうことを話せる友がいて 師がいる

そうなってくると ここに書くことはなくなってくる

僕はたしかに強くなったから
もうここには 言葉にできないものを言葉にしようと 必死になっていた僕はいない
弱くて辛くて 言葉に悩む僕はもういない
だから もう必要がないのかもしれない



数えたんだが 今年は7つしか日記を書いていないんだ
たぶんこれが答えなんだよ
しかも 直近で書いた「あの風にのせられて」や「teenage」なんかは嫌いだ
あんなのはクソだ
あれはただの 余裕のある人間が書いた文章だ
そういう気持ち悪さが滲み出てる
著者はしねばいい

ここに書いてないとやってられないから書いていたのに
誰にも話せないからここに書き殴っていたのに
いつのまにか余裕ができて それを自覚せぬままに書き続けていた
そんなやつが語る「弱さ」や「葛藤」なんてのは ぜんぶ嘘っぱちだ くそったれだ
それを強いだなんて 勘違いすんなよ

その意味でこの日記は
ノートの端のラクガキから レポートの論文に成り下がった




それでも
これは326件目の日記
思えばたくさん書いていたんだな と

いまでも
昔のものを見返すと当時の記憶が蘇って
涙が出そうになるし
読み終わったあとの喪失感に どうしようもなくなってため息が出る

おれは
過去の自分を尊敬してるし 褒めてやりたい
ほんとうにお前のお陰だと 感謝を伝えてやりたい
でもって まだ考え続けないといけないんだと 謝りたい
結局はこの日記でも どこかで自分に嘘をついてしまっているのかもしれないけど
そしたら彼に叱ってほしい


もういいかな
いまは4時42分
ねむい 相当ねむい
よい締めの言葉は思いつかないし 見返してないから文章がぐちゃぐちゃになっているかもしれない

まあでも そういうのを考えはじめるところが
いまの自分はダメなんだろうなと
そんな感じ