あの日見た景色を
つまらない風に歌うんだ
あの日見たままの夢を
また忘れていくよ
また忘れていくよ
思い出したのは赤の季節 最中
僕と君とで世界を廻る
空は変わらず青いまま
綺麗な夢の中で歌っていた
都合のいい部屋の隅で
独りぼっちの世界侵略
悪の組織を打ち負かす
窓辺の日差しに棒アイスが溶ける
外で君が呼ぶ声がして
僕は窓から飛び出す
公園まで猛ダッシュ
長い夏草を掻き分けて
奥に潜む僕らの秘密基地
僕らは叫ぶ野望の限り
この歌は僕らの御旗だ
高く掲げ歌を歌う
そんな記憶も明日で忘れる
前夜に夢で見た記憶は明日で忘れる
僕らの秘密も君の声も
